新型インフルエンザ対策
パンデミックとは感染症が世界的に流行すること。
実は日本人は過去に新型インフルエンザの大流行のパンデミックを経験したことがある。
大正7〜8年にかけて世界中でスペインインフルエンザが猛威をふるった。
このとき、日本では人口の半数近くが罹患し、約39万人が死亡したといわれている。
当時はまだ、誰もがインフルエンザについての知識が乏しかった。
その後、昭和に入り、ようやくスペインインフルエンザの原因が解き明かされた。
ウィルスが原因だった・・・。
日本人がスペインインフルエンザ・パンデミックを経験してからすでに90年の月日がたった。
今再び、新型インフルエンザ・パンデミックに対し、人々が不安を抱いている。
いつ、起きるのか?
どのくらい被害が広がるのか?
そして、新型インフルエンザが出現したとき、現在の私たちは、はたしてどのように対処し、乗り切ればよいのだろうか?
新型インフルエンザについて
「新しいインフルエンザが動物の社会から入り込んで、たくさんの人が感染するというインフルエンザの大流行が起きるというのは否定ができません。
20世紀中でも、今まで3回あったわけで、大体10年〜40年、数十年間隔です。
その間隔で新しい形のインフルエンザがやってくるというのは、もうすでに経験的にあったことになります。
いままでの歴史の中でも、新しいタイプのインフルエンザがやってきて、普段の流行を大きく上回るということは自然界の流れとして、むしろ、あり得ることとして受け止めざるを得ないと思います。
その新しいインフルエンザがやってくるのは、動物の中での流行からやってくるわけだから、人と動物の間の生物としての出来事でやってくるから、これはやむを得ないこと。
でも、それによる被害を下げるのは、これは人間の努力でできると思うんですね。」
政府広報より
国立感染症研究所 感染症情報センター
岡部センター長医学博士