新型インフルエンザ対策
普通のインフルエンザの普段の流行でも、ちょっと規模が大きいと1800万〜2000万人ぐらいの患者さんが出ると考えられています。
流行の少ない年 700万〜800万人
流行の多い年 1,800万〜2,000万人
そうすると、日本の場合、人口の十数%ぐらいの人がかかるわけですけれども、これが新しいタイプのインフルエンザが来ると、誰も免疫を持ってないから一気にかかる人がどうしても増えてしまいます。
過去のインフルエンザの大流行の時にいろいろデータを集め、大体25%ぐらいの人が仮にかかるとして推計すると
※スペインインフルエンザ等のデータを基に推計
約3,200万人
最大2,500万人
53万〜200万人
17万〜64万人
上記のようなことが起きるだろうと予想され、それに対してどうするかということが一つの備えになります。
普通のインフルエンザが大流行したときのことをちょっと思い出してみると、それだけでもおそらくインフルエンザの患者さんで外来は一杯になり、あるいは夜の救急病院、診療所は患者さんで一杯になって、ベッドが足りなくなるという状況が普段のインフルエンザでも起こりうるわけです。
感染者が爆発的に増える新型インフルエンザでは、患者さんも大幅に増え、医療機関にものすごい患者さんが集中することになります。
さらにそれを超える患者さんが出ると仕事も休まなくてはならない人もどんどん増え、これは社会全体で取り組まないといけないので、医療と社会と一緒になって対策を取っていかなくてはいけないのです。
| 病院 | 医療従事者、ベッド数が大幅に不足 |
|---|---|
| 電気 | 地域的・一時的に停電が生じる |
| ガソリン | 地域的・一時的に供給停止 |
| 交通 | 鉄道・バスの運行本数が減少 |
| 銀行 | ATMや窓口の一時的なサービス中断 |
| 行政 | 窓口業務が中断 |
| 会社 | 最大40%程度の従業員の欠勤による事業活動の大幅な制限 |
| 食品 | 食料品の輸入の一時的な中断や製造の減少 |